KAK-house 小さくて大きい家 ※写真をクリックすると拡大表示します design 設計 / 稲沢謙吾 氏(椙設計室) #二階建て #スタディスペース #造作 「KAK-house 小さくて大きい家」 design 設計/稲沢謙吾 氏(椙設計室) ◆家族の“ゆずれない”を叶える コンパクトでも広さを感じる家 憧れのマイホームですが、建てることがゴールではありません。どんな家を建てて、どんな暮らしを叶えるのか。家族が安心して、理想の暮らしを叶えることが目標。だからこそ家族の将来を考えて、住宅にかける予算は抑えつつ、快適な暮らしが送れる間取りを考えるのも大切です。双子のお子様と4人で暮らすK様もまた、将来に備えてコストは抑えつつ、高気密・高断熱の機能的な家を求められていました。完成したのは「KAK-house 小さくて大きい家」。延べ床面積25坪程度とコンパクトながらも、広さを感じる工夫が盛り込まれた家をご紹介します。 ◆無駄を削ぎ落とし、“ゆずれない”を見つけるヒアリング コンパクトな家を建てる際にTOIROでは、“ゆずれない”を見つけるヒアリングを大切にしています。マイホームを建てるとなれば、モデルハウスを見たり、建築雑誌を読んだりして、叶えたいことや憧れの間取りをイメージされる方も多いことでしょう。もちろん、イメージを膨らませることは大切。叶えたいことは全てお伝えいただきたいです。でも、家族にとって本当に必要なものは意外と少なかったりするものです。 K様にはまず叶えたいことを全て教えていただき、その上でライフスタイルや将来設計をお伺いすることに。K様ご家族にとって、必要ないものを削ぎ落としていき、“ゆずれない”ことを見つけていきました。 ◆“ゆずれない”広いLDKは視覚的な広さを生む工夫も 来客が多いというK様邸。玄関では、幾何学模様が印象的なアクセントクロスを採用し、お客様を迎えます。仕切りなしでつながるのは、K様の“ゆずれない”こだわりである「広いLDK」。空間を最大限に生かすために、ダイニングスペースは壁付に。ダイニングチェアの代わりに活用できる造作のベンチを設置しています。ベンチはテレビ台と一体になる造りで、空間を無駄なく活用することに成功。ベンチとともに、L字になるよう設置されたワークテーブルは、美容師の奥様がご家族のヘアカットをするのに活躍します。 玄関、キッチン、ダイニングが一直線に配置された間取り。来客の際、家族のプライベート空間へダイレクトに視線が行かないよう目隠しの役目も果たす壁を生かしたペニンシュランキッチンは、ぐるりと回遊できるアイランド型の良さを残した造りです。 キッチンに立ったとき目の前にあるのが、部屋で一番大きな掃き出し窓。当初、「窓は必要ない」との声もあったものの、視覚的な広さを出すために視線の先に配置し、抜け感を生み出しました。また、リビング階段にはシャープなアイアンを使ったスケルトン階段を採用することで、採光に優れ圧迫感をなくす工夫を取り入れています。 さらに1階には、もうひとつのこだわりだった「ウォークインクローゼット」も配置。玄関から直結で行き来できるので、お出かけ前の準備スペースとしても活躍します。 ◆廊下をなくして空間を最大限に活用した間取り 水回りや寝室、子ども部屋があるのは2階です。1階同様に、廊下を省き空間を最大限に利用した造りとなっています。 階段を登ってすぐの場所にあるのは、双子のお子様が使えるスタディカウンター。ご両親が1階のリビングにいても、お子様たちの気配が感じられる程よい距離感です。また、子ども部屋はあえて壁や扉を付けずに、埋め込みロールスクリーンで仕切る仕様に。お子様が幼いうちはロールスクリーンを収納したまま、空間を広く使いマルチスペースとして活用できます。さらにランドリールームを兼ねた脱衣洗面室やトイレ、お風呂、さらにファミリークローゼットと書斎は一直線に配置して、空間を無駄なく活用しました。 一見、イレギュラーな間取りに見えるK様邸。でも、ゆずれないこだわりとともに、ライフスタイルをしっかりとヒアリングすることで、一組のご家族にとって理想の暮らしを叶える間取りを実現しているのです。 TOIROでは、経験豊富な建築家集団とともに、お客様それぞれに合わせた「十人十色の家づくり」をご提案しています。岡山で家づくりを検討中の方はぜひ、ご相談ください。 カテゴリー別施工実例 土間 家事楽 平屋 二階建て 二世帯住宅 変形地 ペット アイディア スタディスペース 収納 造作 テラス こだわり 趣味 建築家とつくる高性能デザイン住宅の魅力がいっぱい詰まったカタログを無料でプレゼントします。ご希望の方はフォームより必要事項を記入の上お申し込みください。
「KAK-house 小さくて大きい家」
design 設計/稲沢謙吾 氏(椙設計室)
◆家族の“ゆずれない”を叶える
コンパクトでも広さを感じる家
憧れのマイホームですが、建てることがゴールではありません。どんな家を建てて、どんな暮らしを叶えるのか。家族が安心して、理想の暮らしを叶えることが目標。だからこそ家族の将来を考えて、住宅にかける予算は抑えつつ、快適な暮らしが送れる間取りを考えるのも大切です。双子のお子様と4人で暮らすK様もまた、将来に備えてコストは抑えつつ、高気密・高断熱の機能的な家を求められていました。完成したのは「KAK-house 小さくて大きい家」。延べ床面積25坪程度とコンパクトながらも、広さを感じる工夫が盛り込まれた家をご紹介します。
◆無駄を削ぎ落とし、“ゆずれない”を見つけるヒアリング
コンパクトな家を建てる際にTOIROでは、“ゆずれない”を見つけるヒアリングを大切にしています。マイホームを建てるとなれば、モデルハウスを見たり、建築雑誌を読んだりして、叶えたいことや憧れの間取りをイメージされる方も多いことでしょう。もちろん、イメージを膨らませることは大切。叶えたいことは全てお伝えいただきたいです。でも、家族にとって本当に必要なものは意外と少なかったりするものです。
K様にはまず叶えたいことを全て教えていただき、その上でライフスタイルや将来設計をお伺いすることに。K様ご家族にとって、必要ないものを削ぎ落としていき、“ゆずれない”ことを見つけていきました。
◆“ゆずれない”広いLDKは視覚的な広さを生む工夫も
来客が多いというK様邸。玄関では、幾何学模様が印象的なアクセントクロスを採用し、お客様を迎えます。仕切りなしでつながるのは、K様の“ゆずれない”こだわりである「広いLDK」。空間を最大限に生かすために、ダイニングスペースは壁付に。ダイニングチェアの代わりに活用できる造作のベンチを設置しています。ベンチはテレビ台と一体になる造りで、空間を無駄なく活用することに成功。ベンチとともに、L字になるよう設置されたワークテーブルは、美容師の奥様がご家族のヘアカットをするのに活躍します。
玄関、キッチン、ダイニングが一直線に配置された間取り。来客の際、家族のプライベート空間へダイレクトに視線が行かないよう目隠しの役目も果たす壁を生かしたペニンシュランキッチンは、ぐるりと回遊できるアイランド型の良さを残した造りです。
キッチンに立ったとき目の前にあるのが、部屋で一番大きな掃き出し窓。当初、「窓は必要ない」との声もあったものの、視覚的な広さを出すために視線の先に配置し、抜け感を生み出しました。また、リビング階段にはシャープなアイアンを使ったスケルトン階段を採用することで、採光に優れ圧迫感をなくす工夫を取り入れています。
さらに1階には、もうひとつのこだわりだった「ウォークインクローゼット」も配置。玄関から直結で行き来できるので、お出かけ前の準備スペースとしても活躍します。
◆廊下をなくして空間を最大限に活用した間取り
水回りや寝室、子ども部屋があるのは2階です。1階同様に、廊下を省き空間を最大限に利用した造りとなっています。
階段を登ってすぐの場所にあるのは、双子のお子様が使えるスタディカウンター。ご両親が1階のリビングにいても、お子様たちの気配が感じられる程よい距離感です。また、子ども部屋はあえて壁や扉を付けずに、埋め込みロールスクリーンで仕切る仕様に。お子様が幼いうちはロールスクリーンを収納したまま、空間を広く使いマルチスペースとして活用できます。さらにランドリールームを兼ねた脱衣洗面室やトイレ、お風呂、さらにファミリークローゼットと書斎は一直線に配置して、空間を無駄なく活用しました。
一見、イレギュラーな間取りに見えるK様邸。でも、ゆずれないこだわりとともに、ライフスタイルをしっかりとヒアリングすることで、一組のご家族にとって理想の暮らしを叶える間取りを実現しているのです。
TOIROでは、経験豊富な建築家集団とともに、お客様それぞれに合わせた「十人十色の家づくり」をご提案しています。岡山で家づくりを検討中の方はぜひ、ご相談ください。