【建築家インタビュー】「家族団らんも自分時間も大切にできる家」後編

「十人十色の家づくり」をモットーにする「TOIRO」。注文住宅ネットワーク「R+house(アール・プラス・ハウス)」と提携し、全国に50人以上いる建築家のネットワークを生かしながら性能とデザイン性を兼ね備えた高品質の家をご提案しています。

 

では、実際にどんな建築家とどのように家づくりを進めていくのでしょうか。TOIROで家づくりを担当いただいた建築家にお話をうかがいます。

 

今回は、「家族団らんも自分時間も大切にできる家」を設計した中嶋 浩平先生(株式会社 澤野建築研究所)のインタビュー後編をご紹介します。

中嶋浩平先生(澤野建築事務所/東京都)
1977年埼玉県生まれ。2001年に東洋大学工学部建築学科を卒業。2003年に株式会社澤野研究所へ入所。

 

中嶋先生のインタビュー 前編はこちら

 

パッシブデザインをはじめとした性能面と間取りの希望を両立するために、意識されたのはどのような点になるのでしょう。

こちらのおうちは、北側に2階建住宅、東側に道路、西側には倉敷川につながる用水路が流れている敷地でした。また南側は将来的に2階建の住宅が建つことを想定しています。

 

ご要望として、ご夫婦の車2台と来客用の1台を駐車したいといただいていたので、将来2階建住宅が立った場合に日陰になる時間が長い南側は駐車スペースに。建物を北側いっぱいに計画しました。

 

平屋の中央西面には田園風景につながるライトコートを、さらにリビングを北側に配置。隣家からの日陰の影響がないだけでなく、太陽高度が低い冬場も、リビングにたくさんの太陽光・日射熱を取り込むパッシブデザインを取り入れた間取りです。

 

また田園風景に広がる西側にあるライトコートは、コの字型に建物で囲み、周辺からの視線を気にすることのないプライベートな空間に仕上げています。

 

意匠性の面でご提案したポイントはありますか。

田園風景の先に見える稜線に呼応するような、ゆるやかな片流れ屋根の水平ラインを意識し、連窓と庇(ひさし)の水平ラインが特徴的な外観となっています。

 

また板張り仕上げのポーチ部分は、道路から玄関へと自然なつながりを生んでいます。さらにおぼろげなテクスチャが特徴的な仕上げ塗装の外壁を使い、屋根に合わせて横張りにすることで周辺環境に馴染む外観となることを意識しました。

 

今回の邸宅を含め、先生がお仕事をしていく上で心がけていることやご自身のテーマがあれば教えてください。

お施主様との対話の中から生まれたアイデアを中心に、環境・建築・暮らしのプロポーションが心地よい住まいを目指しています。

 

お施主様から出されるさまざまな条件とその背景にある潜在的な要望を紐解くこと、そして、敷地の環境・風土を読み解き敷地が持つ可能性を最大限に生かすこと。この2つを大事にした「環境と暮らしが呼応する住まい」をご提案します。

 

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TOIROでは、建築家とともにそれぞれのご家庭に寄り添った「十人十色」の家づくりを行なっています。岡山で家づくりに悩んだら、ぜひTOIROへご相談ください。

 

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