【建築家インタビュー】「家族団らんも自分時間も大切にできる家」前編

「十人十色の家づくり」をモットーにする「TOIRO」。注文住宅ネットワーク「R+house(アール・プラス・ハウス)」と提携し、全国に50人以上いる建築家のネットワークを生かしながら性能とデザイン性を兼ね備えた高品質の家をご提案しています。

 

では、実際にどんな建築家とどのように家づくりを進めていくのでしょうか。TOIROで家づくりを担当いただいた建築家にお話をうかがいます。

 

今回お話をおうかがいしたのは、「家族団らんも自分時間も大切にできる家」を設計した中嶋 浩平先生(株式会社 澤野建築研究所)です。

中嶋浩平先生(澤野建築事務所/東京都)
1977年埼玉県生まれ。2001年に東洋大学工学部建築学科を卒業。2003年に株式会社澤野研究所へ入所。

 

オーナー様からのご要望に対して、どのようなアプローチをされて設計された家となるのでしょうか。

オーナー様ご家族は、20代のご夫婦と、1歳の女の子、0歳の男の子の4人家族。下のお子様が生まれたばかりで、将来的な生活変化をうまく想像できないタイミングでの家づくりでした。

 

そこで、今の暮らしだけでなく、将来どのような暮らしをしたいか・どのような想定があるかを丁寧にヒアリングして紐解くことに。その結果、4人家族の暮らしを紡いでいき、家族が集まる場は大切にしながらも、それぞれ自分の居場所がある……そんな「家族団らんも自分時間もそれぞれ大切にできる家」を目指すことにしたのです。

 

完成したおうちの設計の特徴を教えてください。

提案したのは平屋の間取りです。中央に配置した玄関、フリースペース、ライトコートといったシェアゾーン、家族の集うパブリックゾーン、個室やヌックのプライバシーゾーンと3つのゾーンに分かれています。パブリックゾーンとプライバシーゾーンの2つをシェアゾーンでゆるやかに分けることで、「集う」と「籠る」が行き来し、生活のグラデーションが生まれることを意識しました。

 

先生からご提案して、実現した点はありますか。

「リビング近くにお子様を寝かしつける和室がほしい」「将来ピアノがおける場所がほしい」といったご要望があったので、お子様の成長に合わせてフレキシブルに使えるフリースペースをご提案しています。フリースペースは、ライトコートとダイニングキッチンとの間に設けることで、キッチンからお子様の様子をみることができ、さらにライトコート越しに田園風景まで視線が抜ける心地よい空間となりました。

 

また玄関に入って正面に、田園風景に抜ける窓を設けたヌックもご提案しています。お子様が小さい時はプレイルーム、成長したらスタディスペースとして使えるもう一つの居場所です。

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中嶋先生の家づくりについて、さらに詳しくお伺いしたインタビューは後編にてご紹介します。

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