【家づくり勉強会vol.19】2025年春に建築基準法が改正!家づくりの注意点は?

岡山市を中心に、岡山県内での高気密・高断熱の家づくりをサポートする「TOIRO」。建築家による設計で、“十人十色”の注文住宅をご提案しています。

 

建築物の設計や施工に関する法律といえば「建築基準法」。建物を建てる上で、安全で快適な住環境を提供したり、災害を防止したりするための決まりごとです。もちろん、私たちが暮らす一般住居に関するルールも定められているのですが、2025年4月にその内容が改定されます。

 

実は、建築基準法の改定によって皆さんの家づくりにおいても注意したい点があるんです。そこで今回は、建築基準法の改正に伴い、家づくりにどんな影響があるのかを解説します。

 

建築基準法が2025年4月に改正。その内容とは?

 

2025年4月に改正される建築基準法ですが、一体どのような変更点があるのでしょうか。

改正内容から、皆さんの家づくりに大きく関係する点をご紹介します。

 

まず今回の改正は、省エネ促進や木造利用の拡大が主な目的。

すべての新築住宅に省エネ基準が適用されるようになり、新しく建てる住宅はエネルギーを効率的に使うための基準を満たす必要があります。

 

そのため高い断熱性能、日当たりや風の流れなど自然の力を利用して快適に過ごせる工夫がされたパッシブデザインの家が、これまで以上に重要とされるでしょう。

 

家づくりに必要な期間がこれまでより長期に

建築基準法の改正に伴い、注意したいのが木造戸建て住宅を建築する場合の、建築確認手続きが見直された点です。

 

これまでは、建築士が設計を行う場合、一定規模以下の建築物はその設計が法律や規則に適合しているかどうかを確認する建築確認・検査を省略することができていました。

これを「4号特例」といいますが、今回の改正では4号特例が見直され、審査省略制度の対象が変更となることに。

この結果、木造建築物で、2階建て以上、または延べ面積200平方メートルを超える平屋については、建築確認・審査の対象となることになったのです。

 

建築確認・審査については、工務店や住宅メーカーが進めてくれますが、改正に伴い審査には概ね2カ月程度の時間が必要となる事が予想されます。そのため、これまでと同規模の家を建てたいと思っても、家づくりにかかる期間が2〜3カ月伸びることに。

また、審査に出した後、間取りを大きく変更した場合は、再審査を依頼する必要があるため、さらに時間がかかることになります。そのため、具体的な入居時期の希望がある場合、今まで以上に余裕を持って家づくりの計画を進めていかれる事をお勧めします。

 

■TOIROで高気密・高断熱&パッシブデザインの家づくりを

TOIROでは、これまでも、建築基準法改正後の水準をクリアした家づくりをおこなってきました。職人が培ってきた技術で生まれる高気密・高断熱の性能に、自然の力を最大限に利用するパッシブデザインの家を検討される方はぜひ、一度TOIROの家を見学してみませんか。

 

2025年春以降は、ゆとりをもって家づくりを進めたい場合、土地探しからお引き渡しまで約1年9カ月の期間を想定して計画を始めてみてください。「家づくりのタイミングが分からない」という方も、まずは一度ご相談ください。

 

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