【家づくり勉強会vol.1】省エネ住宅ってどんな家?メリットや基準を解説

令和6年1月1日に発生した石川県能登半島地震により、犠牲となられた方々におくやみを申し上げるとともに、被災されたすべての方々に心よりお見舞い申し上げます。また、被災地域の皆様の安全の確保を心よりお祈りいたします。

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あけましておめでとうございます

2024年は辰年。辰年は天高くのぼる龍のように、「運気の上昇」「景気が上向く」などといった言い伝えがあります。そんな縁起の良い年に、家族が快適に過ごせる家づくりについて考えてみませんか。

 

人生で一番大きな買い物といわれる“マイホーム”。住宅会社を検討する前に少しでも知識を身につけておくことが大切です。TOIROでは、家づくりで後悔しないために、「賢い家づくり勉強会」を対面で開催しておりましたが、より気軽にポイントをお伝えすべく、今年はブログでも情報発信してきます♪

 

1回目は、特に多くの方が興味を持たれる「省エネ住宅」についてです。そこで、家族が快適に暮らせるおうちのために知っておきたい「省エネ住宅」の基準やメリットなどを、2回に分けてご紹介します!

 

■2025年から義務化される「省エネ住宅」って何?

そもそも「省エネ住宅」とは、どんな家なのでしょうか。よく聞く言葉だけど、言われてみたら何となくのイメージしかない…という方もいらっしゃるのでは?

 

「省エネ住宅」とは、電気やガスといった家庭で使用するエネルギー消費量を抑えるための工夫がされた住宅のこと。例えば、冬は室内のあたたかい温度が逃げず、夏は室外からの熱が室内に侵入しないように計算されて建てられた住宅です。こういった高い住宅性能を持った家は、暖房・冷房を効率よく使用できるため、エネルギー消費量を抑えることができます。

 

そもそも、石油や天然ガスといったエネルギー資源は限られたもの。私たちはもちろん、子どもたち世代が暮らしていくためにも、エネルギーの使い方を考えることが大切です。また家庭で使われる電化製品からは、温室効果ガスの一種である二酸化炭素が排出され、地球温暖化にも繋がっています。

 

“今”はもちろん、“未来”の快適な暮らしを守るためにも、大切な省エネ住宅。政府は2050年のカーボンニュートラル(脱炭素)社会の実現に向けて、2025年度からはすべての新築住宅に「省エネ基準」への適合を義務付けることが決まっています

 

住宅会社選びや補助金活用でコスパが優れた家に

省エネ住宅のメリットは、なにより一年中室内が適温に保たれやすく快適に過ごせること。洗面所や廊下も同じように温度が保たれるので、熱中症やヒートショックのリスクも減らせます。

 

さらに、住宅の結露発生が少ないのも省エネ住宅の特徴です。壁の中の断熱材や躯体、構造材を傷めてしまう結露が少ない分、住宅は長持ちします。もちろん電気やガスの消費量が少ないため、環境だけでなく家計にも優しいのも魅力です♪

 

一方、考えたいのは「コスト」。一般的な住宅に比べると、建築費や設備費は高くなりがち…。ですが、住宅品質を長期で保てる、高騰する電気やガスなどの光熱費が抑えられるなど、ランニングコストを圧倒的に抑えられるので長い目で見ればお得です。さらに、省エネ住宅を建てる場合は、補助金などを活用することもできます。

 

使用する建築資材はグレードを上げれば上げるほど、初期費用は高くなるので、自分たちに必要な性能をきちんと見極めてくれる住宅会社と一緒に、コストパフォーマンスの優れた住宅を目指しましょう。

 

重要なのは、どこに依頼してもいいというわけではなく、省エネ住宅をよく理解し、高い技術と実績で信頼できる建築会社を選ぶことなのです。

 

省エネ住宅の基準「ZEH(ゼッチ)」と「HEAT20」って?

 

TOIROでは、省エネ住宅の基準として「ZEH(ゼッチ)」と「HEAT20」という2つを皆さんにお伝えしています。

 

 

 

「ZEH」とは、「Net Zero Energy House」の略で、断熱・省エネ・創エネで、住宅の年間エネルギー消費量をおおむねゼロにする住宅のこと。太陽光発電などによるエネルギーの創出によって、消費エネルギー量を相殺し、エネルギー量の収支をゼロにする住宅のことです。そのため、断熱性能のほか、創エネ設備、省エネな冷暖房設備の採用など複合的な基準があります。

 

「HEAT20」は、「一般社団法人 20年先を見据えた日本の高断熱住宅研究会」の頭文字をとった略称。HEAT20が提案する建築基準の総称です。HEAT20では、屋根や外壁、床、窓といった「外皮」の断熱・遮熱性能の基準を設置。冷暖房費を抑えながら快適で健康的な生活を送るための断熱性を地域ごとに定めています。その基準は国で定められた最低基準はZEHよりも厳しく、省エネ住宅の指標となっているのです。

 

 

ちなみに、岡山市内含め県南部は、省エネ基準地域区分でいうところの「6地域」。上記図がZEH・HEAT 20それぞれの基準値となります。なお県北は、5地域(一部 4地域もあり)となり、基準値は異なります。自分の建築するエリアの地域区分を知り、ZEHやHEAT20の数値を含め、目指す基準値を覚えておくと良いでしょう。

 

TOIROでは、HEAT20が設けるG1、G2、G33つのランクのうち、最低でも「G2(冬期間の最低体感温度がおおむね13度を下回らない性能)」をクリアできる省エネ住宅を建築しています。

 

■TOIROの省エネ住宅をモデルハウスで体感!

今回は、省エネ住宅の基準やメリットについてお伝えしました。次回は、「気密」と「断熱」にスポットをあて、詳しくお話ししていきます。

 

TOIROの省エネ住宅を体感してみませんか。現在、期間限定モデルハウスのご見学を受け付けています。詳しくは下記をご覧ください♪

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